外観 看板 老朽化 デザイン

外観・看板デザインが周囲の環境に埋もれていると感じている場合

外観 看板 老朽化 デザイン

外観・看板デザインにテコ入れしようと考えるきっかけに「周囲の環境に埋もれてしまっているのでは・・・」「景観に同化してしまっているのでは・・・」などを不安に感じたからというケースがあります。看板デザインは存在を知って貰うという目的イメージが強い為、このような状況に不安を感じる方が多いのは頷けます。 まずこのような問題には2通りのケースが考えられます。 1.店舗や医院の位置が周囲に比べて奥まった位置にある為、実際に建物そのものが埋れてしまっているケース。 2. 周囲が派手、または逆に地味にも関わらず自身の店舗や医院も同系色デザインである為に馴染んでしまうような看板面デザイン(特にカラー)の問題で埋れているケース。

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1は立地条件が非常に厳しい為、通行人目線で近隣店舗などと同じ位置に何かサインが必要になります。例えば郊外の店舗や医院などは車道から店舗や医院の入口までに距離があるので、いわゆるこの状況と同じです。郊外の店舗・医院は車目線の垂直面に自立式看板が出ているケースが多いのは何となくイメージ出来るのではないでしょうか。これと同じ発想である程度位置が下がっているなら、まず視線をキャッチできるものが必要です。

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次にキャッチした後にそれがどの建物を指し示すのか?のサインが必要です。こちらは意外と出来ていない事が多いです。先ほどの郊外の例でいうと自立看板は出ているけど、たぶんこの建物が●●医院だと思うけど・・・と思うことはないでしょうか?郊外などは垂直目線ばかりを極端に重視しているので、このようなケースが多いです。郊外ではなくもっと道幅が狭いような立地で、他の建物よりもセットバックしているなら、垂直サインと壁面サインは必須だと考えて下さい。もし間口が広いなら、コストはかかりますが出来るだけ広い間口全面(縦幅は少なくても良いので)にサインデザインする事で、横を通過している時にしっかりPRするという方法もあります。また店舗が乱立している中で自店だけがセットバックしているなら、袖というよりはファサード部分などをうまく生かして他店舗・医院と同じ位置まで前に出すことも出来ます。

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2.繁華街を想像してみると分かると思いますが、さまざまなカラーや照明の中で埋もれないように自分も派手なデザインにしていても、その中で自店だけが目に入るようにデザインするのは不可能です。デザインした本人やデザインを依頼した店舗・医院側の人は、意識しているからしっかり目立っていると認識していますが、一般通行者には通じません。この場合は非常に難しいのですが、下手に周囲環境に負けない色を!と考えるよりは、店舗や医院の個性を考えてブランディングされたカラーをチョイスすることです。要するに色は何色でも良いということです。ただブルーを選んだならブルーの面積でしっかり統一する事が重要です。周りに影響されて個性を見失うと、埋もれているばかりか本来その個性に惹かれる顧客を取り逃がす事になりかねません。

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逆に住宅街の場合は周囲の環境に浮かないようにと同系色にシンプルデザインにしてしまいがちですが、それでは目的が達成されず埋もれてしまいます。この場合論理的な説明が難しく感覚的な話になってしまいますが、デザインすることで無意識の人達へ感性で訴えかけ目的を達成することが出来ます。逆にデザインでしか解決出来ない問題かもしれません。周囲に調和した色を使いながらも、使う書体や組み合わせる色、また素材などあらゆる可能性を考えてデザインすることで、はっきり存在を知らせる事は可能です。このような条件でこそデザインの力は発揮されると言えるでしょう。

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