看板デザインは東京の南青山看板｜医院リニューアルを中心にメディカルサインを独自視点で設計施工致します。

看板は目立ってこそ看板！看板デザインは目立つ色でデザインし、目立つ書体でデザインするべき！というのが昔からの「看板デザイン」の考え方です。
看板デザインで目立ちたいと考えるのは「発見性」を向上させたいからでしょう。確かに看板にとって発見性は重要であり看板デザイン理論も「発見性」を中心に成り立っています。しかし現代に於いて旧来の看板デザイン理論は全く通用しなくなりました。なぜなら発見＝利用とはならなくなったからです。

需要と供給のバランスが取れていた時代は「看板デザインで発見」＝「来店」となっていた為、看板は発見される事を目的としたツールだと認識されデザインされていました。看板デザインで目立つようにして欲しい！とデザインのご相談をいただくのは、この古い看板理論が未だに残っているからです。

でも飲食店や歯科医院を始めあらゆる業種で需要よりも供給が上回っている現代において看板は「発見される」事だけを考えてデザインしても目的である「来店」に繋がらなくなりました。

看板に求められるデザイン技術は確実に変化しました。デザインで目立つ（発見）ことでは看板の本来の目的である「集客」に繋がりません。目立つこと＋「選ばれること」が看板デザインに求められているのが現代版の新看板理論です。
競争が激しいのですから発見されるだけでなく、競合店の中で選ばれなければなりません。選ばれる為に看板は「魅力的に見せる」という新たな使命を受けています。そこで以前よりも看板にはデザイン性が求められます。
看板を単に目立つようにデザインするのではなく、魅力的にデザインする。看板は情報を文字で伝える→魅力的にデザインでＰＲするように作らなければなりません。

ただ一般的な広告物と違い看板デザインには品も必要です。
他の広告と違い長期に渡って使用される看板は短期的な広告表現でデザインしてはいけません。
看板デザインは長期的な目でデザインされます。
看板デザインでは不変的な内容で且つ、10年使用出来るデザインテイスト、デザイン感が重要です。流行だけを考えて看板をデザインするとすぐに変えなくてはならなくなります。

また看板デザインは該当する店舗外観との調和に気をつけなければなりません。店舗の外観デザインを無視してテイストの違うデザインの看板を設置してしまうと違和感が生まれます。
違和感は「看板で選ばれる」を考える時に注意しなければならない最大のポイントです。違和感によって本来利用するつもりだった顧客が看板デザインのせいで逃げてしまう事がよくあるのです。

看板デザインを考える時に1看板面だけの事を考えているなら時代遅れです。魅力的に見せたいなら「看板」だけに注目せず「外観」全てのデザインを意識して下さい。
店舗が選ばれる為には外観を含めた看板のデザインが重要だという事です。
現代に於いて看板＝「店舗の第一印象となりうる全て」だと定義付けて看板デザインを考えなければなりません。